女友達と話していると、知り合いの中に、エステに一度も行った事が無い、という人が何人もいるという話題になった。私たちはバブルの恩恵にもあずかった見栄っ張りな40代だ。今でもエステに欠かさず通ってます、という人はさすがに少ないものの、行ったことはある、という人が殆どだ。私もある日、職場のエステ未経験という20代の女の子に聞いてみた。20代といってももうすぐ30代のお肌が気になるお年頃だ。その子は、機会があれば行ってみたいですけどね、とは言うものの特に興味がなさそうだった。
どうして20代の女の子たち、いや30代もそうだが、エステに興味がなくなってきたのか。確かに、エステに通ったからと言って、劇的に痩せるわけでもないし、劇的に美肌になる訳でもない。ネットではエステの詐欺まがいの商法や、被害者などの情報がいくらでもある。今の若い子たちはネットでお肌のお手入れや裏ワザを調べて、安く簡単に美肌を保つ力があるのだろう。われわれ40代は、調べる能力もまだまだあるし、ノウハウもわかってはいるつもりだが、他人にやってもらう心地良さを知ってしまっているのだ。それに、エステに通ってお肌の調子が良くても家族さえも気付いていくれない事も多いだろう。
そして、家族であれば、あれだけお金をつぎ込んでいるのに、効果はそれだけかと少しあきれられてしまう。もしかしたら20代の女の子たちは、エステにお金をかける40代を見て、効果がない、と悟っているのだろうか。いや、私たちは外見の効果だけのためにエステに行っているのではない。精神的な癒しのために行っているのだ。リラックスできるから効果があるのだと主張する。家族には、それは自己満足だ、と言われた。